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年収1000万円で専業主婦ニュースから考える、資産形成において専業主婦問題を考えてみた!

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少し前に話題になったニュース。年収1000万円で専業主婦をしようと思っている方必見です。はてなブックマークなどでも話題になりました。

 

年収1000万円では、子供2人を連れて23区は住めませんよ。ランチも月1回 程度で海外旅行も5年に1回程度ということが書かれています。

 

読んだ限りちょっと大げさな部分はあるものの大まかにはあっていると思います。反響の中でもかかれていますが、年収1000万円でもこうしたことが起こる原因として、一番にあげられるのは東京の不動産価格の異常さです。

まさに「まだ東京で消耗しているの?」ということです。

 

本文中にもかかれていますが、年収1000万円クラスの不動産購入限度額である5000万円で購入した場合、ファミリーマンションだと八王子ということです(中古でもう少し都心に住むという方法はあると思います)。

しかし、都市縮小が進むと思われる現在、八王子など郊外の資産価値の下落の一途をたどります。郊外に家を買った時点で終了です(特にマンション)。

ではどうすればいいか?(女性編)

僕が考える対策論はこの2つです。

  • 東京以外で年収1000万円以上の旦那を見つけて専業主婦になる
  • 共稼ぎにする
  • どうしても東京で専業主婦をしたいのであれば年収2000万円以上の男を見つける

 

東京以外ならば年収1000万円あると劇的に生活環境はよくなります。5000万円もあれば、3LDKの都心のマンションも買えます。専業主婦になりたいなら東京に行ってはいけません。

 

もう一つは自分も働くということ。専業主婦という大前提が崩れますが、収入を増やすには自分も働くことが一番です。時短でもパートでもいいので働くことで、家計は劇的に改善します。もはや東京は専業主婦を前提とした経済圏ではなくなっています。保育園問題などいろいろ言いたいことはあるかもしれませんが、これが現実です。

 

でも東京って魅力がいっぱいですよね。学生時代を東京で過ごすと東京で人脈も出来上がっていたりします。東京でどうしても専業主婦生活をしたい方は、年収2000万円以上の男と結婚するという手があります。そうすれば都心の8000万のマンションも夢ではありません。

データとして提示しておくと年収2000万円というのは給与所得者の0.4%ということです。250人に1人です。

年収2000万円台ってどんな人?エグゼクティブ層の傾向を見る! - リクナビNEXTジャーナル

職種としては、外資系金融やコンサルタント、経営幹部などになります。30歳前後では普通の一部上場企業のサラリーマンでも無理ですね。医師や弁護士でやっと年収2000万円というところでしょう。

さらにリスクも伴います。夫の失業はもちろん、離婚のリスクもありますよね。年収が高くなると不倫率があがるデータもあります。残念ながら年齢には勝てません。いつまでも夫に愛されるという保証はありません。子供をたて慰謝料をもらってもそれが幸せかどうか…。

ではどうすればいいか?(男性編)

今度は男の立場で考えてみましょう。女性編の逆ですが、年収が2000万円あるのであれば個人の思うままに結婚して、妻が専業主婦になりたいということであれば、そうさせることも可能です。

 

では年収2000万円なんてという方はどうすればよいか。

東京と地方都市在住では資産形成において大きな差ができますが、ひとつ確実にいえるのは、専業主婦になりたい!という女性とは結婚しないこと

 

家計において収入を複数もつことはリスク分散につながります。お金のことを考えるとリスクを減らす方法をとるのは、まっとうなことです。専業主婦というものは、不動産をも超える人生最大の贅沢であるということを忘れてはいけません。

30歳で結婚して65歳まで、仮に年収300万円の配偶者を完全に専業主婦とするとなんと1億0500万円もの収入を得る機会損失になります!可処分所得としても約8000万円もの機会損失です。

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ちなみに以前書きましたが、僕の場合も結婚相手も求めた数少ない条件の一つが、共稼ぎを続けることでした。結婚のときはこうした数字として考えていたわけではなく直観的に感じていただけなのですが…。

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