お金について、徒然と。

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中国株を初めて10年。初めて買った株、3年4ヶ月ぶりの超現代農業の取引再開で振り返る株式投資で感じたこと

現在、僕の資産構成の半分近くを占めているのは中国株。アセットアロケーションが大事だと感じている身としては不本意なのですが…。

僕が中国株に投資し始めたのは2004年。本屋でたまたま手に取った中国株推薦の本がきっかけでした。また入社そこそこで失うものがなかったのもあり、すんなり手を出すことができました
当時は、中国株なんてやっている人間は周りを見渡しても誰もいません。怪しい市場として見られていました。(今も危険な市場ではあると思いますが…)
 
それから10年が経ちました。中国株ブーム、リーマンショックを経て、中国株での投資資産は、投資金額に対して倍増しています。それが僕の資産構成をいびつにした結果です。
2倍以上の株も数銘柄あったり、中には10倍になった銘柄もあったりします。
一方、投資金額の半分以下になった銘柄も数銘柄あります。
ということは単に始めた時期が早かったのと、運が良かっただけかなぁとも思います。

初めての中国株は、超現代農業

そんな2004年に初めて10数万円で買ったのが超現代農業という株式でした。中国で展開する民間の農業株。当時は、ジムロジャースほか結構取り上げられていた銘柄でした。
もちろん最初の銘柄選びは慎重です。ただ予想業績が良かったということで恐る恐る投資しました。
投資から数年は、配当も良く(7%近くあったと思います)、株価も上昇。投資金額の倍以上になったこともあります。株式分割まで実施していました。
しかし、2011年に不正決算が発覚し、取引停止に。そこから3年4ヶ月、まったく取引が行われませんでした。上場廃止かと諦めていましたが、なんと2015年に入って取引再開。
当然、売り払いましたが…。
 
紙くずになることは避けれました。ただあまりに投資時期が早かったために、キャピタルゲインは当然損失ですが、インカムゲインを鑑みるとややプラスとなっていました。

中国株を10年やって感じたこと

この10年、中国株をやってきて感じたことをまとめます。
  • 失うものがないとチャレンジしやすい
  • ブームが来る前に乗ることの重要性
  • 流動性がないことのストレス
一つ目は一番最初に述べたとおりです。入社そこそこの僕にとって失う金額はたいしたことがありません。一般的にも若い人はリスクを取りやすいです。二つ目は、トレンドの一歩先をいくこと。儲けるためには当然ですね。ブームが読めないならインデックス投資をオススメします。
最後の流動性については意外な一面でした。市場の流動性がないというのは、非常にストレスだという経験になりました。今回の超現代農業の場合、10数万円だったのでまだ我慢できましたが、これが100万円以上とかだと目も当てれません。
 
取引銘柄自体のリスクもありますが、株式市場は空いていて当たり前と感じている日本人。換金性についても考慮の大切さを感じます