お金について、徒然と。

徒然なるままにお金に関することを書いていきます

サカタインクスから株主優待と2016年度の事業報告書が届きました!

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福田組に続いてこちらも昨年12月にクロス取引をしたサカタインクスから株主優待と事業報告書が届きました!

サカタインクスの優待制度はこちら

サカタインクスの優待制度は下記のようになっています。

100株保有 1000円分のクオカード

現在(2017年4月)の株価からいくと15万円ほどの投資資金に対して1000円分の優待となります。12月は多くの優待銘柄があるので、それほど人気がある銘柄ではありませんので、一般信用でも容易に取得ができました。

手数料として500円近くかかりましたので、手間の割にはそれほどお得でもありません。まぁ資金を遊ばせておくよりは、いいかなぁ程度ですね。

サカタインクスの業績は?

一見、どんな会社イメージしづらいサカタインクスですが、業務内容は新聞用のインキの販売から始まり各種印刷インキを販売している会社ということです。海外にも積極展開しており北米で3位、アジア各国にも進出しているということです。

いやぁ、面白い会社ですね。

せっかくですので業績も見ておきたいと思います。

 

売上:1365億8100万円→1511億9800万円

経常利益:100億6800万円→118億6800万円

当期純利益:77億4500万円→78億3700万円

BPS:1107→1179

EPS:128→129

 

好決算ではないでしょうか。

地域別の売上高をみてみると、日本38.4% アジア19.7% 北米29.2% 欧州5.4%となっておりグローバルに展開しているのがわかります。

クロス取引をしてこうした企業を知ることって面白い。最近ではあと長谷川香料とかでも同じことを思いましたが、ニッチな分野でグローバル展開をしている姿が素晴らしいなぁと感じます。

 

福田組から株主優待と2016年度事業報告書が届きました!

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12月の権利確定銘柄である福田組。優待目的でクロス取引をして事業報告書と株主優待が届きました!

福田組株主優待は?

福田組の優待制度は下記の通り。

1000株保有 ⇒5000円分のクオカード

5000円という高額のクオカードが優待になりますが、1000株というと100万円近くになります。クロス取引の費用だけで2800円近くかかっており、2200円程度の価値となります。

さらに今期に5:1の株式併合を行うのにあたり、優待制度も変更(やや改悪)となります。新しい優待制度がこちら。

200株保有 2000円分クオカード

1年以上の長期継続保有で、5000円分クオカード

 となります。

長期保有制度を使って、今と同じ優待制度となるため人気はなくなりそうです。クロス対策でしょうね。

福田組の業績は?

続いて、福田組の業績を見てみましょう。福田組は新潟に本社をおくゼネコンになります。多くのゼネコンがそうであるようにリーマンショック後の2011年を底にV字回復中です。

 

売上:1540億6700万円→1727億4900万円

経常利益:83億6300万円→98億8800万円

当期純利益:85億7300万円→84億8200万円

BPS:1041→1216

EPS:192.07→190.06

 

昨年度もびっくりするほどの好決算です。現在の株価(2017年4月)が1000円ほどですので、PBRも1を割ってきています。ただ不動産株というものは景気敏感株ですので、落ちる時は早いことが想像されます。実際2009年ごろは150円近辺の株価でした。景気回復局面ではこうした景気敏感株にのるのが一番なんでしょうが、なかなかそう上手くはいかないです…。株って難しいですね…。

 

 

すかいらーくから2016年度分の配当金が届きました!

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優待目的で保有している、すかいらーくから配当金が届きました。優待は以前に記事にしましたね。

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すかいらーくの配当金は?

2016年度の期末配当金は、1株あたり23円でした。300株保有していますので、税引き前で6900円の期末配当となりました。中間配当が15円ありました(僕はまだ保有していませんでしたが)ので、年間38円の配当となります。

これは、2017年4月の株価からすると2.3%程度の利回りとなります。購入価格からすると約2.9%の利回りとなります。

配当もまずまずではないでしょうか。

300株保有の場合の優待利回りが購入価格から計算すると現時点で1.6%、優待拡充で今後は5.1%となる予定です。配当と優待利回りを合計すると2016年度が3.9%、2017年度が8%となる予定です。

まぁ優待拡充の廃止の可能性もありますが、この優待が続く限りは保有しようと思います。

すかいらーくの業績は?

株主総会招集通知に業績がのっていますので、みてみましょう。

 

売上    3511億4600万円→3545億1300万円

営業利益  278億0600万円→312億4900万円

税引前利益 247億1700万円→289億5200万円

当期利益  151億0900万円→182億1300万円

EPS    77.79→93.57

BPS    531.04→586.13

 

見事な決算です。ここ4年の数字が載っていましたが、綺麗な右肩上がりになっています。ちなみに自己資本比率は35.8%となり、外食らしくやや低めです。

 

東急レクリエーションから2016年度の事業報告と配当金、株主優待のお知らせが届きました‼

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優待目的で保有している東急レクリエーションから2016年の事業報告と配当金、株主優待が届きました!

まずは配当金!

東急レクリエーションの配当金は年間6000円(うち3000円が中間配当)で安定していました。しかし今期は創立70周年ということで、記念配当があり年間8000円(うち3000円が中間配当)となりました。記念配当ですので、一応来年は戻ることになります。

つづいて業績は?

株主通信から業績をみていきたいと思います。

売上
316億8300万円 → 337億9200万円
営業利益
13億9500万円 → 15億3900万円
経常利益
7億0800万円 → 14億4000万円
14億0800万円 → 19億1400万円
 
今期は増収増益です。これは記念配当も出せますね。
続いて部門別です。
 
映像事業
売上 191億3600万円(+12.1%)
営業利益 12億4100万円(▲2.4%)
 
ライフデザイン事業
売上 65億7300万円(+0.2%)
営業利益 ▲1000万円(赤字縮小)
 
不動産事業
売上 72億1700万円(▲1.2%)
営業利益 14億7800万円(+17.4%)

 

なんとついに不動産事業が一番の稼ぎ頭になってしまいました…。それだけ不動産業界の景気がいいのですね。

恒例の株主優待

この株の一番の目的である優待も届いています。

1000株で半年で9本分の映画が鑑賞できます。金券屋でのチケット販売価格1300円から計算すると、年間23,400円相当となります。

2017年4月の株価から計算すると優待利回りは2.90%となり、上記の配当利回りを加えると3.90%となります。昨今の株価上昇で魅力は薄れつつありますし、記念配当がなくなれば相応かと。

とはいえ、うちの2人目の子供が2歳になり、子供料金もかかるようになってきましたので、ついに妻名義でも1000株保有することにしまいた。

ただ最近忙しかったり、109シネマズ名古屋が混みすぎで子供といっても座席をとれなかったりということがあります。

年間18本がぎりぎり見れるかどうかというところです。まぁ子供と一緒にファミリー映画を観に行きたいと思います。

 

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帝国繊維から株主優待と2016年度の事業報告書が届きました!

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12月にクロス取引で取得した帝国繊維から株主優待と2016年度事業報告書が届きました。こちらブログで初登場の銘柄になります。

帝国繊維の株主優待は?

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帝国繊維の優待は、クオカード1000円分と自社のリネン製品になります。リネン製品とはハンカチのこと。一応3000円相当品というこのなのですが、適当につかわせていただきます。

 

続いて業績は?

帝国繊維って正直今回はじめて聞く会社でした。事業内容としては防災事業と繊維事業の2本柱ということです。繊維と名前はついていますが、防災事業が売上の75%を占めるまでになっています。

連結決算としては、

売上 250億5800万円(▲9.9%)

営業利益 33億3700万円(▲12.6%)

経常利益 36億8300万円(▲10.0%)

当期純利益 23億9200万円(▲8.4%)

 

と減収減益決算となりました。

事業部別の売上高が記載されていましたので、記しておきます。

  • 防災事業 売上 189億9100万円
  • 繊維事業 売上 55億3300万円
  • 不動産賃貸事業 売上 4億9300万円

防災事業も繊維事業も右肩下がりになっています。もともとは防護服やホースからはじまり消防車両などを扱う防災事業。こんな分野の会社があるんですね。

 

つづいて財務をみてみましょう。

歴史ある会社らしく利益余剰金がつみあがっています。自己資本比率は75.9%!一点気になるところはキャッシュフローが期首に比べて減少しているところです。今期で20億ほどへらしています。これは投資活動によるキャッシュフローに使われているということなのですが、ちょっと不明です。

 

 

住宅ローンを組むにあたり預金連動型住宅ローンを調べてみました!僕のおススメ銀行はネットにはほとんど登場しない●●●です!

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家を買うときに使う住宅ローン。この住宅ローンを使って節税をする方法が、預金連動型ローンを使って住宅ローン控除を利用するという方法です。

預金連動型住宅ローンとは?

まず、預金連動型住宅ローンとはどんなものなのでしょうか。

預金連動型住宅ローンの最大の特徴は、普通預金と同額分のローン残高に対しては住宅ローン金利が0%(※ただし東京スター銀行のスターワン住宅ローンの場合、上限は住宅ローン借入額の7割まで)になるという点です。(住宅ローン比較.jp

ということで、預金分の金利を払わないですむローンになります。メリットは、預金分については金利を払わずにすみ、なんといっても住宅ローン控除を受けられることでしょう。各種銀行は、手元に現金が置いてある安心感をPRしたりしていますが、住宅ローン控除を使えるメリットが最大です。

デメリットは資金を拘束されること。数千万の資金が定期預金で拘束されます。そして金利ゼロ部分以外の金利や保証料がかなり高めに設定されています。

ちなみにこの預金連動型住宅ローンを扱っている銀行はかなり少ないです。僕が住む街(愛知県)で使える各銀行の比較はのちほど。

 

どんな人が預金連動型ローンに向いているのか

まずどんな人が預金連動型ローンを使うべきなのかを考えます。ずばりそれは、キャッシュで物件価格程度のお金がある家庭!です。

はっきりいって少ないキャッシュでこのローンを組むメリットはありません。

 

取り扱い銀行の預金連動型住宅ローンの比較!(2017年4月)

僕が住む愛知県で預金連動型住宅ローンを展開しているのは、東京スター銀行関西アーバン銀行、そしてJAバンクの3行のみです。そのほかのエリアでは、西部信用金庫
山陰合同銀行北日本銀行愛媛銀行荘内銀行あたりがあるそうです。

多くのネットサイトではJAバンクの情報が掲載されていません。これには訳がありJAバンクは各地の場所で金利差やサービスの差がありネットに情報が流せないという理由があります。

実際、僕がJAでも預金連動型住宅ローンを扱っているというのを聞いたのは、関西アーバン銀行での相談員からの一言でした。

いやぁネットってまだまだ万能ではないということを痛感した一件でした。

では3行の条件を調べてみましょう。

条件は住宅ローン控除が終わる10年後に一括返済を前提にした、10年固定です。

 

まずはこの預金連動型住宅ローンをスタートさせた東京スター銀行です。

最大預金連動可能枠:70%

10年固定金利:1.650%

保証料など:保証料は0円。メンテナンスパックに加入の必要あり、年率0.30~0.72%が上乗せされます。

住宅ローン | 東京スター銀行のスターワン住宅ローン

 

東京スター銀行のこのローンを最大限利用した場合は、30%に対して1.650%の金利がかかりますので、ローン全体としては0.495%の金利がかかることになります。これにメンテナンスパック分がのるので、0.795%~1.215%がトータルの金利になります。

 

預金部分の金利は0.5%換算

最大預金連動可能枠:100%

保証料など:保証会社事務手数料 54,000円/保証料 2.061%(35年の場合)

 

関西アーバン銀行の場合、最大預金連動可能枠は100%!さらに家族分も預金に組み込むことができるメリットがあります。ただし預金連動枠についての利率は0%ではなく0.5%というのが残念ポイントです。

また保証料がかなりかかってきます。4000万円の借入の場合、82万4400円となります。事務手数料部分はおいておいて、保証料の2.061%を10年で割ると一年あたりは0.2%程度が上乗せになっていると考えられます。預金充当部分の金利が0.5%ですので、合計すると0.7%程度と想定されます。

預金連動型住宅ローン|関西アーバン銀行

 

10年固定金利:0.80%

最大預金連動可能枠:50%

保証料など:保証会社事務手数料 54,000円~/保証料 2.061%(35年の場合)

保証料は10年で換算すると1年あたり約0.2%換算となります。ローン全体で考えると金利が0.4%、保証料換算が0.21%とすると約0.61%程度での借入となります。

カエルのCM:貯金連動型住宅ローン「堅実家計」|JAバンクあいち

 

こうしてみると圧倒的にJAバンクが有利ということがわかります。住宅ローン控除がローン残高の1%ですので、差額を受け取ることができます。

さらにメリットがあります。JAバンクの場合、最大預金連動可能枠が50%ということで、のこり50%は他の金融商品で運用することができます。もちろん他の銀行で定期預金でもOKです。元本保証の定期預金で見てみると、0.2%程度であればキャンペーン金利で見つけることができるでしょう。仮に税引き後で0.16%として計算してみましょう。

そうすると、ローン部分として0.61%の金利がかかっていますが、のこりの50%の預金金利が0.16%あるので、資金の50%を運用したとするとローン全体に換算すると0.08%の金利で運用したとことになります。

ですので、ローン全体としては、0.53%で借りているのと同じことになります。

 

おそらく預金連動型住宅ローンを使ったパターンでは、このやり方が現時点では一番金利を低く抑えられるやり方ではないかと思われます。

JAは全国にあるので、一度問い合わせをしてみることをおススメします。

(本当にネットに情報がでていないので、足を使うことにはなりますが…)

 

賃貸派の僕が、家の購入をすることになりそうです…。

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僕が家を買うことになった理由は?

時々、ブログに登場する「家」ネタ。基本的には不動産を所有しない、つまり「賃貸派」の僕なのですが、ついに家を買うことになりそうです。手付金も払ってきましたので、まぁ買うことになるでしょう。

その理由をまとめておきたいとおもいます。

  • 妻の希望に負けた。
  • あとあと資産になりそうな土地が出てきた。
  • 住宅ローン金利が安く、預金も貯まってきた。そして住宅ローン控除をフルに活用できそう。

まずは妻の住宅所有欲に負けたというのが一番大きいところ。女性というのは太古から家を持つ=養育の義務を夫に負わせるDNAがあると知り合いが言っていましたが、これは的を射ているのではないかと思っています。

とはいえ現在の住まいは4人家族には狭く、引越しの必要があったのも事実です。ということで乗り気はしないものの土地なり中古住宅を探していました。

 

2年以上探していましたが、業者より良い土地や物件は業者より先に買うことはできないという結論になりました。どのような条件でさがしたか、どうしてこのような結論に至ったかは、こちらに書いています。

aboutmoney.hateblo.jp

そこにたまたま近所を歩いていて見つけた分譲予定地の看板があり、電話をしてみると、現在まだ建築申請中という状態の物件が出てきました。南向きで間口もそれなりにあり広さもまずまず。駅から徒歩5~6分。なんていったって2階建てなのがうれしい。

ただ金額はなかなか乗っけています。おそらく1500万円ぐらいは不動産会社の儲けになるでしょう。

値切りを交渉してみましたが、まったく引く様子なし。営業マンはうさん臭い。同じメーカーの建売住宅を見ると建物はベコベコ(2×4以外の住宅だとそんなもんだと言われましたが)。

それでも土地の良さにひかれて悩んだ末に申込書を出した次第です。

 

買付申込書と同時にすすめたのが、住宅ローンの精査です。不動産屋が出してきたのが某地方金融機関だったのですが、我が家が考えていたのは預金連動型ローン。キャッシュがある場合のみに優位なローンです。

現在、預金連動型ローンを展開している銀行は少なく、東京スター銀行関西アーバン銀行ぐらいかと思っていたのですが、なんとJAバンクも実施していると知り、話を聞きに行ってきたところ、なかなか良い条件でしたので、こちらで借りることとなりそうです。

こちらは物件が決まる1年ぐらい前からあちこちの銀行に話を聞きにいっていたのが良かったです。金利に目が行きがちですが、事務手数料&保証料についてが結構大きいのでこちらが要注意です。

また我が家のようにペアローン(連帯債務)を組む家が少ないのか、担当者もよくわかっていないことが多々ありました。どうも連帯保証と勘違いされている場合が多いです。

JAの場合、試算すると住宅ローン減税で10年で400万円ほど戻ってくる予定です。

住宅ローンの金利が10年固定で0.75%(預金連動だと0.85%ですが…)という低金利で借りられるということも後押しになったのも事実です。

このあたりの住宅ローンについてはまた別の記事にしたいと思います。

 

まったく、世の中の政策と妻の意向に流されるということで、自主性がありません。まぁこれも人生かと。